理学検査

2.末梢循環

5.頭頸部(座位)

リンパ
•しっかり指三指でさわってください
•下顎の角の内側くらいのところを目指して下からちょっとえぐるように扁桃リンパ
•少し顎を引くようにしてオトガイ下リンパ節
•SCMの表層にあるのが浅頚リンパ節
•後頚三角(僧帽筋前縁、胸鎖乳突筋後縁、鎖骨)にあるのが後頚リンパ節
•SCMの裏側つまむようにして深頚骨リンパ節
•SCMの鎖骨頭のすぐ横くらいで裏っかわに入ったとこあたりに鎖骨上リンパ節。反対側はウィルヒョウ

副鼻腔の検査
•前頭洞、上顎洞触っていく
•打診、「響いたりしたら遠慮なくいってください」

甲状腺の検査
男性はわりと胸骨の上端にちょっとでているくらい。女性だと位置がもうちょっと上。輪状軟骨を触診していき、徐々に下がっていき、SCMのすぐ内側しっかりさわっていく 普通は左右に\/に分かれているので、両方触っていく。柔らかいのを振れたら、つばを飲み込んでもらう。柔らかいのがふっと動いたのがあれば多分それでしょう。少し分かりづらいようであれば下を向いてもらう

眼、口、下、耳
眼の観察
•目頭、目尻の左右の対称性
•目を開けて閉じてでの左右の非対称性
•サイドライティングテスト(半月様のものが見えないかどうか)

口の観察
•口を大きく開けてもらう「あー」と言ってもらう。「ワルダイエルの咽頭輪」を全体的に観察していく。軟口蓋の色口蓋垂の偏奇
絶交(した) 寺院は悪(わる)だ
ゼツ・・・・・・(1)舌扁桃
コウ・・・・・・(2)口蓋扁桃
(した)・・・舌扁桃と口蓋扁桃は下側にある
ジ・・・・・・・(3)耳管扁桃
イン(は)・・・(4)咽頭扁頭
ワルダ・・・・・(5)ワルダイエルの咽頭輪」

•ベロをまっすぐ出す。表面の観察
•ベロを横に左右動かす。側面の観察
•ベロの裏側。裏側の観察

耳の観察
•左右の形の非対称性 特に耳たぶの下のところ(ふくらみ、しわ→心疾患の可能性を示すので年代によってはチェックする)
•外耳道の炎症があれば牽引すると痛みがでるのでチェック
•耳の中を観察。赤くなっているかどうか

頸動脈の触診
•下顎角から2~4cm下方。しっかり圧迫。位置を確かめる。一番拍動があるところ。
•膜ではなく、ベルのほうでしっかりみっぷうしてあてる。
•通常だと呼吸音が入ってくるので少し息を止めていてもらう。かすかに心臓の拍動音が響いてくることはOK.ザーッとする音はエラー

3.呼吸器(座位)

肺の打診
•左側は4番のSPが目印。4,5の肋骨がおりてくる。下が下葉、上が上葉。
•肩甲骨が邪魔になるので前で腕を組んでもらう!!
•肋骨と肋骨に指をおくようなイメージで打診。
•横のほうは腋窩からぎりぎりトラウベのほうまでくる。

音声震盪
•低い声で「ひとーつ」を繰り返す

横隔膜の高さ
•目安はT10 
•肩甲骨の下角から下がった肩甲線にそって打診
•大きく吸ってすいきったところで止まる(下がる)
•大きく吸ってはききったところで止める(あがる)
•正常は3-5cmくらいが目安じゃないかなと思います。

4.心臓、胸部血管系、循環器(仰臥位)

心臓の聴診、打診
•腰の下に手を置く
•大動脈弁:右第2、3肋間=第2心音
•肺動脈弁:左第2、3肋間=第2心音
•三尖弁:左第3、4=第1心音
•心尖部(僧帽弁):左第5-6のちょっと外側=第1心音
•心臓の位置を大体の目安にまず左側上から打診。上縁をきめる。
•外方は腋窩前線くらいから打診。

6腹部の検査(仰臥位)

肝臓の打診、触診
•足を曲げてもらう
•肋骨の下縁が肝臓の下縁(右肋骨弓部)。打診して位置を決める正常は8-12cmくらい
•肝臓の裏側に手を置く。えぐるように息吸ってはいてではきながら指を入れる。フッキング法でも可。

脾臓の打診、触診
•足を曲げてもらう
•トラウベの三角:第6肋骨、左前腋窩線、左肋骨弓
正常では
※濁音なら腫れている
脾臓の叩打診(トラウベの三角)を打診。
手を脾臓の後ろに当て、大きく吸ってもらいはきながら指を入れる。

腹部検査、肝臓、脾臓、腎臓叩打診、虫垂炎の検査
腹壁と腸管への刺激が少ない順に行う
視診→聴診→打診→触診
•足をまげてもらう
•グル音を一カ所だけ聞けばよい。膜でOk
•5分で聞こえなければ腸が動いていない。通常は15-20秒で一回位は聞こえる。
•打診9区分。痛いとこは最後。
•最初は浅い触診。指の腹でなでるように。筋肉の表面。筋肉ではない塊がないか確認。
•深い触診は大きく吸ってはいてでおす。片方はおす、もう片方はみるほう。顔の表情確認。

腹部の血管
•お臍の横やや左側。斜めに入れ三本で触る。あまりにも大きいときは腹部大動脈瘤。
•幅を広げていく。

肝臓叩打診
•臓器の上に手を置いて叩く。
脾臓叩打診
•臓器の上に手を置いて叩く。
腎臓叩打診
•肋骨脊柱角(浮遊肋と脊柱のとこ)
•臓器の上に手を置いて叩く。

虫垂炎の検査
マックバーネー点
臍~右ASIS間3等外側

ランツ点

両ASIS間の3等分右側